井川遥 韓国人
冷めた韓流ブーム
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あまり役に立たない知識を集めるのが好きです。
なんか新しいことを知った時の、「へぇ~電球」っていう感じが快いのです。
例えば、イスラム教の「豚を食さない」という戒律の成り立ちには、人が食用とした場合に一食分となる豚の育成に、その何倍もの人数分の食事を賄えるだけの穀物が必要だったという、今で言う『構造的不平等』が背景にあった・・・、なんてことを書物などで不意に知る機会に恵まれたりすると、僕はとっても嬉しくなるのです。
(※誤解する人がいると思うので念の為に書いて置くが、もちろんイスラムの教義に豚を食用としてはならない理由としてそんな記述はされていない。)
また、そうして集めた知識の中で、たまたま自分は知っているけれど、きっと多くの人は知らないのだろうなって思うことに出会う瞬間にも、ほわっとした不思議な快感があるのです。
例えば、冒頭に貼った画像。
なんの解説も無しにこれを見た瞬間に、「ああこれは、猫を神聖な動物としていたエジプトに、ペルシャ軍が盾に猫を結び付けて攻め入りエジプト軍を無抵抗状態にさせたという逸話をモチーフにしたものだな」と、持っている知識の一端がパッと頭に浮かぶと、これもまたとても嬉しくなるのだ。
(※これも誤解する人がいると困るので念の為に書いて置くが、この逸話は史実ではない可能性が高い。ペルシャに猫が持ち込まれたのは、エジプトを陥落させた以後であるという説の方が信憑性が高く、よって、ペルシャがエジプトに攻め入る際には兵たちが盾に縛り付けるだけの猫など調達できないはずと言われている。)
どれもこれも、無駄っていえば、たぶん無駄な知識。
「それが何の役に立つの?」って聞かれても、「別に・・・」と答えるしかない。
例えば前述した知識をどうにか応用できないかと考えてみたけど、頭に浮かんだのはインドで戦車の前に盾代わりの牛を一頭歩かせてるというシュールな絵柄だけ(笑
それでも、知りたいという欲求や、知ることを面白がる精神は、きっと役に立つと思っている。
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